1月の活動状況









幹部会 成人祝い・撮影 会報発行(第78号)
工業統計調査 役員新年会 西八町会新年会
神社新年会 子ども会新年会 第七消防団新年会










明けましておめでとうございます

 昨年から引き続き快晴の空は新年になっても変わらず穏やかな元日を迎えた。氏神様の三輪里稲荷神社でも午前0時の太鼓の音と共に老若男女が新しい年の願いを込めて手を合わせていた。聞くところによると本殿から鳥居を潜り左左と曲がり鳴子そば店の角ぐらいまでは並ぶといわれるが、今年は少し少なめで例年ほどではなかった。

 昨年12月に各家庭にこんにゃく稲荷社殿の修築募金趣意書なるものが配布され、今年は募金活動の具体的な動きが始まる。社殿を繁々と見渡すと確かに奥の院方向に傾いている。これはどういうことかと素人考えで頭をひねると腑に落ちない事が幾つかある。単なる地盤沈下なのかどうかは定かではないが、後ろのどう見ても軽いだろう社の重さは関係ないだろう。そこで考えられる一つに当時の土台工事そのものが不完全だったか、それとも周りに植えてある木々の影響で、後側が沈んだのでなく中心部から前に向かって持ち上げられてしまったと、アレコレ想像してしまったが、何れいつかは直さなければな
らないだろう。

 ついでといっては耳が痛いが、近隣を見て回ると戦前の建物も傾きながら結構元気に未だに人も住んでいる建物は幾棟もある。然るに2006年5月から8月にかけて神楽殿修築の1000万円の奉納金集めは昨日の事のように脳裏を掠める。本音、自分の頭のハエさえ追えないご時世、そこまで氏神様といえど立て続けに協力しなければいけないかと疑問さえ覚えてしまうが本音だろう。ましてや奉納金の掲示は5万円以上などというではないか以ての外。例え僅かでも出していただいた氏名は掲示し、末代まで感謝すべきではないか。

 今年の成人式は近年第二日曜日という事で、七草明けには成人祝いが行われていたが従来に15日に一番近い14日に行われた。町会主催の成人記念撮影会場を設けて集まった新成人を祝い町会長のお祝いと1人ひとりと集合写真撮影をしてきたが、如何いう事か今年は女性7人で男子あは1人もいないという異常事態であった。

 例年通り四つ木の玉子家で役員の新年初顔合わせが来賓を招いて行われ、50名足らずの何時になく少数で最近の町会活動を象徴するような寂しい新年会だった。4月の改選も控えあたらしい町会長の元でどれだけ人心の協力が得られるのか甚だ疑問と心配が先走る。
















出初式

 出初式の起源は、今から約340年ほど前の江戸時代、1659年(万治2)江戸の町は、1657年(明暦3)に発生した明暦の大火により未だ焦土のなかにあって、1月4日、時の老中稲葉伊予守正則が定火消総勢4隊を率いて、上野東照宮前で「出初」を行い気勢をあげたことが、市民に大きな希望と信頼を与え,復興作業にあたる町民は、絶望的な状態から立ち上がった。

 東京消防出初式は、消火・救助・救急演技、消防機械部隊分列行進、江戸消防記念会による伝統の木遣り行進・はしご乗り、音楽隊・カラーガーズ隊の演奏・演技など防火・防災の行事として毎年行われ、更に消防車両の乗車体験、起震車による地震体験、ハイパーレスキュー隊の紹介など。






伊勢神宮

 “天の恵み”(お伊勢さまのお神札)

 伊勢神宮は、三重県伊勢市鎮座の皇大神宮(内宮)と豊受大神宮(下宮)を中心に、近在の125のお社から成ります。皇大神宮は天照大御神さまをおまつりし、“日本人の心のふるさと”と親しまれております。皇室のご祖先の神さまであり、また国民の総氏神さまでもあります。その広大無辺のご神徳が太陽にたとえられ“天の恵み”と仰がれます。

 “地の恵み”(氏神さまのお神札)

 氏神さまは、日本全国津々浦々に地域住民の心の拠り所としておまつりされています。都会にあっては諸産業を、農村にあっては農業を守護し、漁港にあっては大漁をもたらすなどその土地に暮らす全ての人々(氏子)と、その生活をお守りくださるもっとも身近な神さまです。親が我が子を慈しむような、大地が五穀を育むような、そのご神徳は“地の恵み”と称えられます。

 “天地の恵み

 この世に生きるものは、天地の恵みによって生かされ、神々のご守護によって生活を営んでいます。すなわち、お伊勢さまの“天の恵み”と氏神さまの“地の恵み”とが、あたかも車の両輪のごとくひとつになって、より尊いご神威があらわれ、より一層のご守護をいただけるのです。ですから、お伊勢さまと氏神さまのお神札をおまつりして、わたしたちは国の隆昌と家庭の幸せをお祈りするのです。

◎ 伊勢神宮式年遷宮

 平成25年秋、伊勢神宮では62回目の式年遷宮が行われます。式年遷宮は20年に一度、ご社殿やご神宝類の全てを一新して大御神さまのお遷りを仰ぐ、我国最大の祭典です。天武天皇のお定めにより、持統天皇の御代に初めて行われて以来、国家国民の平安を祈って1300年にわたり連綿と続けられてきました。

 平成17年から始まった緒祭儀は順調に進んでおり、平成19年には、ご用材を内宮と外宮と曳き入れる第二次“お木曳き行事”だ盛大に行われました。平成20年は新宮を建てる敷地での最初の祭典“鎮地祭”が行われ、ご造営作業の安全を祈ります。こうして8年にわたり30におよぶ祭儀を重ね中心儀式の“遷御”うぃ迎えます。

 新しい年に瑞々しい生命を

 お正月を迎えるにあたり、神棚をお掃除し、お伊勢さまと氏神さまの神札を新しいものに取り換えます。これは、より新しい、お力・より新しい生命をいただくという意味があり、日本の伝統・先祖伝来の美しい風習です。現在神棚がないご家庭や事業所は、この機会に神棚をおまつり。なってはいかがでしょう

 神棚のないご家庭ではタンスや本棚の上をきれいにして、そこに宮形(お社)を置くのもよいでしょう。また、壁掛けにもできる小型の宮形もあります。神前には、お米・お塩・お水等のほかに季節の初物、お土産等も感謝の気持ちを込めてお供えし拝礼しましょう。

◎ 神棚とお神札

なぜ、神棚のお神札を1年ごとに新しくするか

 “若水”といって、元日の早朝に汲んだ水には特別な霊力があると信じられてきたように、新しいものに宿る瑞々しい生命力は古くから今に至るまで、日本人にとって畏敬の対象であり続けています。全てのものが改まるお正月を迎えるにあたりお神札を新たにするのは、より新しいお力・より若々しい生命をいただこうとする日本人の心性に根差した習慣であり、先祖伝来の美風です。

 また、1年の“年は単に期間を表すだけでなく、稲の稔りを意味する言葉でもあります。収穫された稲は籾の中で次の年のためにじっと魂をこめ(米)て春(新年)に再生(芽を出す)し、前の年と同じように恵みを約束してくれます。

神棚に氏神さまもお神札だけでなく皇大神宮(お伊勢さま)のお神札もお祀りするのはなぜ

 皇大神宮(内宮)のご祭神である天照大御神の、太陽のようなご神徳は“天の恵み”と称えられ、また、草花を育む大地のような氏神さまのご神徳は“地の恵み”と仰がれます。

 天地は陰陽であり、片方が欠けては全てが成り立ちません。お伊勢さまの“天の恵み”ちが一体となって、より尊いご神威(神さまのお力)が現れ、より一層のご加護がいただけることから、氏神さまのお神札と共にお伊勢さまのお神札もお祀りするのです。

皇大神宮(お伊勢さま)のお神札は、なぜ“大麻”というか

 大麻は“お祓いさん”とこ称されています。もともとは参拝者のもとめに応じて伊勢神宮の神職が丁重な祓え(千度祓など)を行い、その際に祓の神具である神聖な麻(大麻)を印しとして配ったのが始まりといわれています。それを家の中で祀ることにより、家が清められるという信仰によります。

 その後、さまざまな変遷を経て、現在では日本全国の神職や総代がお配りしています。そのお神札(大麻)を通して伊勢神宮を遥拝し、太陽のような広大無辺のご神徳をいただけるのです。

年末に親がなくなり、新しいお神札は、いつから神棚に祀ったらいいか

 家に不幸があった場合、神棚の前面に半紙などの白紙を貼り神事を慎みます。忌明(いみあ)けは一般的には50日を目処にしますので、その際には白紙を取り新しいお神札をお祀りください。尚、お祝い事や神事もその間は出席を控えるのが礼儀です。

厄除けのご祈願を受けたらお神札をもらった。アパートなので神棚を設ける事が出来ない如何すればいいか

 そのお神札は、厄除けのご祈願をされたお印のお神札で、あなたを守ってくださいます。たとえ神棚がなくてもタンスやロッカーの上などを、きれいにして、そこに祀るのであれば問題はありません。

 お供物はできる範囲でお供えすれば結構です。大切なのは神さまにお守りいただくという気持ち、日々のご加護に対する感謝です。朝には今日一日の無事を祈り、晩には感謝の祈りを捧げましょう。

 人間にとって祈ることは自然なことです。祈りは安心につながります。家庭を持てば、もっと守るものが増えます。そしてもっと目に見えないお力が必要になります。神棚はそのときにでも設ければよいでしょう。最近は本格的な神棚(お神札を収める宮形)の他に、1人暮らしに最適な場所を取らない壁掛け式の簡易神棚もありますので氏神神社に問い合わせるといい。

ご祈祷でいただいた木のお神札は宮形には入りませんが如何したら

 宮形の左右にお祀りください。また、神社からいただいた撤下(てつか)のお供え物(お酒・お米など)は粗末にならないように心掛け、ご家族で召し上がってください。また、いただいたお供物や記念品などは神棚に上げないようにして、常に神棚の清浄を保つように心掛け、尚、願いが叶ったときは、お札参りとして感謝を込めてお神札を神社に納めるのが礼儀です。

“天”や“雲”と書いた紙を神棚の上の天井に貼るにはどんな意味があるか

 二階建ての家の一階に神棚を設けた場合、尊い神さまをお祀りした神棚の上を階上の人がやむを得ず踏む場合があります。これあまりに畏(おそ)れ多いということから、せめて“天”“雲”と書いた紙を貼って“神棚より上は天上であり雲上であって他には何もありません”と神さまにお許しをいただこうという心情を表したものです。

お神札にかけてある薄紙は、はずしてからお祀りするのか

 神聖なお神札は、不浄を避けなければなりません。薄紙は宮形に収めるまで手の汚れや他の穢れなどに触れないようにするためのものです。したがって、宮形に収める際には薄紙をはずしてください。もちろんお神札を扱うときは、できる限り身も心も清浄かつ平静であるように心掛けてください。